京王多摩川から多摩川ゆき

京王多摩川から多摩川への片道乗車券です。京王電鉄の特別補充券により発売されました。

経路は以下のとおりです。京王線、JR線、東急線の形態となる三社連絡運輸の乗車券です。
普通乗車券におけるJR線を介した京王線東急線の3社連絡乗車券は2014年3月で廃止されており、現在ではこの区間は購入できなくなっています。
京王多摩川(相模原線)府中(京王線)新宿(山手線)渋谷(東横線)多摩川

京王線16.7km 230円、JR線3.4km 150円、東急線9.0km 190円で合計29.1km、570円となります。
現行の運賃ではそれぞれ240円、160円、200円で合計600円(ICカード運賃は237円、154円、195円で合計586円)です。

同じ多摩川の名前を持つ駅ですが、発駅は東京都調布市にある京王電鉄の駅、着駅は東京都大田区にある東京急行電鉄の駅で互いに約15km離れています。
この区間の最も安価なルートは京王多摩川(相模原線)調布(京王線)明大前(井の頭線)渋谷(東横線)多摩川で440円(IC432円)、一般的に最も早いルートは京王多摩川(相模原線)京王稲田堤・稲田堤(南武線)武蔵小杉(東横線)多摩川で490円(IC474円)ですが、どちらも連絡運輸を行っていません。
最短でも最安でもないルートに連絡運輸が設定されていたというのは興味深いところです。もっとも、現在ではICカード乗車券の相互利用により連絡運輸の有無を意識すること自体あまり意味が無いのかもしれません。


多摩川を由来にする駅名は京王電鉄相模原線 京王多摩川小田急電鉄小田原線 和泉多摩川東京急行電鉄田園都市線 二子玉川東京急行電鉄東横線 多摩川があります。

新宿〜渋谷間でJR線を経由する、京王電鉄から東京急行電鉄への連絡範囲は以下のとおりでした。前述のとおりこの三社連絡運輸は廃止されています。
京王電鉄京王線 初台〜府中間、相模原線 京王多摩川
JR東日本:新宿・渋谷間(経由)
東京急行電鉄東横線 代官山〜日吉館、東急多摩川線 沼部〜矢口渡間、大井町線 緑が丘〜二子玉川田園都市線 二子玉川溝の口


京王多摩川多摩川の連絡乗車券は上記のほか、以下の経路での発売も可能でした。これらの連絡運輸も現在では廃止されています。
京王多摩川(相模原線)府中(京王線)明大前(井の頭線)渋谷(山手線)目黒(目黒線)田園調布(東横線)多摩川
または
京王多摩川(相模原線)府中(京王線)新宿(山手線)目黒(目黒線)田園調布(東横線)多摩川

渋谷〜目黒間でJR線を経由する場合の連絡範囲は以下のとおりです。
京王電鉄京王線 初台〜府中間、相模原線 京王多摩川井の頭線 神泉〜井の頭公園
JR東日本:渋谷・目黒(経由)
東京急行電鉄目黒線 不動前〜田園調布間、東横線 田園調布〜多摩川間、東急多摩川線 多摩川〜矢口渡間

新宿〜目黒間でJR線を経由する場合の連絡範囲は以下のとおりです。
京王電鉄京王線 初台〜府中間、相模原線 京王多摩川
JR東日本:新宿・目黒(経由)
東京急行電鉄目黒線 不動前〜田園調布間、東横線 田園調布〜多摩川間、東急多摩川線 多摩川〜矢口渡間


その他の「多摩川(玉川)」に関連した駅相互間については以下のとおりです。「三社連絡」とあるものは、現在では全て廃止されています。
京王多摩川和泉多摩川:連絡運輸なし。JR経由での三社連絡も設定なし。逆向きも同。
京王多摩川二子玉川:JR線 新宿〜渋谷間経由三社連絡
和泉多摩川二子玉川:JR線 登戸〜武蔵溝の口間経由三社連絡
和泉多摩川多摩川:JR線 新宿〜目黒間経由三社連絡、登戸〜武蔵小杉経由三社連絡
二子玉川多摩川大井町線東横線経由6.1km 160円(IC運賃154円)

なお東京急行電鉄は2014年3月の時点においても、上に示した三社連絡運輸は行っていませんでした。上記で発売できるとした三社連絡はすべて京王電鉄小田急電鉄からの片発売ということになります。
※この他、玉川学園前(小田急電鉄 小田原線)、玉川上水(西武鉄道 拝島線多摩都市モノレール)がありますが、河川としての多摩川から離れているため省略します。