新宿から浜松への片道乗車券です。発駅は「（小田急線）新宿」とあります。
新松田・松田を接続駅とする小田急電鉄とJR東海の連絡乗車券です。小田急電鉄の特別補充券で発売されました。
経由欄は「小田急線・松田・大岡・東海道」とあります。
この乗車券の経路は新宿(小田原線)新松田・松田(御殿場線)沼津(東海道本線)浜松、小田急線71.8km 780円、JR東海180.9km 3350円で合計252.7km 4130円です。
人員欄に大人2とあるとおり2名分で購入しましたので発売額は8260円です。片道200kmを超えておりJR区間が大都市近郊区間内相互発着ではないので3日間有効となります。
過去に何度かご紹介しましたが、小田急線とJR線の普通乗車券の連絡範囲は2014年4月1日以降縮小されています。
東海道本線は浜松までが連絡範囲で、この乗車券は連絡乗車券として発売できる最西端のものとなります。
かつて新松田接続の浜松はMSRに運賃登録されており自動改札機に対応した85mm券での発券が可能でしたが、現在では運賃登録が削除されたため特別補充券での発売となります。現在の東海道本線 浜松方面は、静岡までであれば運賃登録があるようです。
新松田・松田を接続駅とする小田急電鉄とJR東日本・JR東海の連絡範囲は以下のとおりです。
小田急電鉄：小田原線(※)
JR東日本：東海道本線、山手線、赤羽線、南武線、鶴見線、武蔵野線、横浜線、根岸線、横須賀線、相模線、伊東線、中央本線 東京〜塩山間、東北本線 東京〜宇都宮間・尾久・北赤羽〜北与野間、常磐線 日暮里〜友部間、高崎線、総武本線 東京〜八日市場間・秋葉原〜錦糸町間、京葉線、外房線 千葉〜蘇我間、成田線 佐倉〜成田空港間
JR東海：東海道本線(東海道新幹線) 東京・新横浜・小田原・熱海〜浜松間、御殿場線、身延線 富士宮・西富士宮
※JR東海・小田急電鉄が発売する場合は、松田・新松田経由の多摩線・江ノ島線各駅が連絡範囲となります。また、小田原線は片道・往復・連続が発売できますが、多摩線・江ノ島線の場合は片道と往復に限られ、連続は発売できません。
