小田急電鉄は近年まで改札鋏が現役で使用されていましたが、昨年末にかけて各駅にチケッター(日付印)が設置され、12月1日以降改札鋏は使用されなくなったようです。
立川〜新宿の往復乗車券です。
「(小田急線)新宿」とあります。登戸を接続駅とするJR東日本と小田急電鉄の連絡乗車券です。
経路は立川(南武線)登戸(小田原線)新宿、営業キロ・運賃はJR線18.2km 310円、小田急線15.2km 250円で片道560円、往復で1120円です。
小田急線は接続各駅からほとんどの区間の社線運賃がマルスシステムに登録されていますが、新宿接続小田急線登戸、登戸接続小田急線新宿については運賃登録がなく、金額入力操作が必要となります。今回の場合は接続駅コード4635(登戸)、社線営業キロ18.2km、社線運賃250円です。金額入力で発売したため120mm券で発券されました。
チケッターは「○小 新宿駅/2.21/入鋏済」とあります。
インクの色は新宿駅は赤色ですが、駅によって異なるようです。
小田急電鉄で自動改札機に対応していない乗車券はあまりありません。
申し出れば磁気券でもチケッターで入鋏して頂けるようですが、元箱根案内所や松田駅(JR東海)の硬券、特別補充券、JR連絡の120mm券などは自動改札機を通過できないため、必ずチケッターが使用されます。今回は社線発の乗車券とするため、金額入力の連絡乗車券を往復で購入したものを使用しました。
登戸を接続駅とするJR東日本と小田急電鉄の連絡範囲は以下のとおりです。
JR東日本:東海道本線、山手線、赤羽線、南武線、鶴見線、武蔵野線、横浜線、根岸線、横須賀線、相模線、伊東線、中央本線 東京〜塩山間、東北本線 東京〜宇都宮間・尾久・北赤羽〜北与野間、常磐線 日暮里〜友部間、高崎線、総武本線 東京〜八日市場間・秋葉原〜錦糸町間、京葉線、外房線 千葉〜蘇我間、成田線 佐倉〜成田空港間
小田急電鉄:小田原線、江ノ島線