京王電鉄→JR東日本の連絡乗車券

新宿から小淵沢への片道乗車券です。

経由欄は「分倍河原、立川」とあります。京王線からJR線への連絡乗車券です。
新宿(京王線)分倍河原(南武線)立川(中央本線)小淵沢の経路です。

京王電鉄23.1km 270円、JR東日本142.9km 2520円で合計166.0kmで2790円です。2014年4月1日以降は京王線280円、JR線2590円で2870円となっています。
この乗車券は当初高尾接続で購入しようとしたのですが、高尾接続の場合は京王線明大前以西からしか発売できない、分倍河原接続であれば新宿から発売可とのことでした。
過去に確認した時は高尾接続の京王線各駅が連絡範囲との回答でしたが、その後連絡範囲が変わったのでしょうか。今回は連絡乗車券を購入できれば接続駅はどこでもよかったので、確実に購入できる分倍河原接続で購入しました。

中央本線における京王電鉄からの連絡範囲は小淵沢までです。平成26年3月31日まで中央本線の大都市近郊区間は韮崎まででした。したがって新府、穴山、日野春、長坂、小淵沢を着駅とする場合は大都市近郊区間内相互発着の乗車券とならず、発駅から通算で100kmを超えていれば途中下車が可能となっていました。
この乗車券では京王電鉄内でも途中下車しました。どの駅でも有効日数を確認のうえ特に断られることもなく途中下車できましたが、途中下車印はないようで一部の駅では代わりに駅名小印が押印されました。

平成26年4月1日以降に大都市近郊区間が拡大され、神田〜代々木間及び新宿〜塩尻間(辰野経由を含む)のJR東日本中央本線全線が大都市近郊区間となったため、現在ではこの乗車券の区間は有効1日、下車前途無効となっています。また京王線内ではIC運賃は乗車券と比べて必ず安価もしくは同額です。
4月1日以降も連絡範囲自体は縮小されていないようですので現在もこの区間は発売可能と思われますが、通しで発売する理由はあまりなく、実際にはICカードでの乗車または乗換駅で買い直すよう案内されるのではないでしょうか。
運賃は乗車券が京王線280円・JR線2590円、ICカード京王電鉄278円・JR東日本2592円ですので京王線ICカード・JR線を乗車券で乗車するのが最も安価です。


分倍河原を接続駅とするJR東日本京王電鉄の連絡範囲は以下のとおりです。
JR東日本東海道本線(※)、南武線武蔵野線横浜線横須賀線、相模線、伊東線中央本線 吉祥寺〜小淵沢間、青梅線五日市線八高線東北本線 川口〜宇都宮間・戸田公園〜北与野間、常磐線 松戸〜水戸間、川越線高崎線両毛線水戸線総武本線京葉線外房線内房線成田線
京王電鉄京王線競馬場線動物園線高尾線相模原線 京王多摩川井の頭線
※東京都区内・横浜市内の各駅を含む。