六日町駅発行の北越急行乗車券・特急券

六日町駅JR東日本北越急行の接続駅で、JR東日本の自動券売機とみどりの窓口が設置されています。
北越急行完結の乗車券を自動券売機の他、マルス端末でも発売できます。

六日町から十日町への片道乗車券です。自動券売機で購入しました。
営業キロ15.9km、運賃は300円です。

この券面には「乗車券」のように種別を示す印字がありません。着駅が大きく印字され、すっきりした券面です。


みどりの窓口で購入した片道乗車券です。
こちらはマルス券の様式通り「乗車券」とあります。経由欄は「ほくほく線」、社線完結の乗車券ですので120mm券で発券されました。



特急はくたか号は殆どの列車がほくほく線内ノンストップまたは十日町のみ停車ですが、朝の金沢行(4号、六日町9:28、十日町9:42)と夜の越後湯沢行(23号、十日町19:35、六日町19:46)の1日1往復に限っては六日町と十日町の両駅に停車します。
このため六日町〜十日町間の社線完結の特急券も発売しています。

自動券売機で購入した六日町から十日町への自由席特急券です。ほくほく線15.9kmの自由席特急料金は210円です。


みどりの窓口で購入した自由席特急券です。社線完結ですので乗車券と同じく120mm券での発券です。
「自由席特急券」がなければ乗車券のように見えます。「1回限り有効」というのが料金券の特徴です。120mmマルス券の特急券というものは初めて見ました。




マルスシステムの仕様上、社線完結となる区間で発券できるのは乗車券・自由席特急券・指定券(金額なし、指のみ)に限られます。
特急はくたか号には普通車指定席、グリーン車指定席が連結されています。六日町・十日町間相互で指定席を利用するケースはまず考えられませんが、敢えて指定席を利用する場合は社線完結の特急券(または特急券・グリーン券)を発売する必要があります。
この場合特急券マルスシステムでは発券できませんので、指のみ券で指定席を確保した上で料金部分については料金専用補充券で発券されます。
同じような例は伊東駅における伊豆急行完結の踊り子号特急券・グリーン券でも見られます。

六日町から十日町へのはくたか4号の指定券です。指のみ券についても120mm券です。


六日町から十日町への特急券です。ほくほく線19.5kmの指定席特急料金は310円です。
この特急券は料金改定前の2013年4月28日に購入していますので300円でした。