東京山手線内から大洗への連絡乗車券(東北新幹線経由)

[山]東京山手線内から大洗への片道乗車券です。水戸でJR線と鹿島臨海鉄道線を乗り継ぐ連絡乗車券として購入しました。
経由は「東京・新幹線・上野・常磐・水戸」とあります。

経路は東京(東北新幹線)上野(東北本線)日暮里(常磐線)水戸(大洗鹿島線)大洗で、JR線(東京〜水戸)が121.1km 2210円、鹿島臨海鉄道線(水戸〜大洗)が11.6km 310円の合計2520円です。
鹿島臨海鉄道線は各駅(※)の運賃がマルスシステムに登録されているため、自動改札機を通過できる85mm券での発券が可能です。
鹿島サッカースタジアム接続の荒野台を除く。

「乗車券(幹)」とあるとおり新幹線を経由しており、大都市近郊区間内相互発着ではないため2日間有効で途中下車が可能となります。鹿島臨海鉄道線では途中下車しませんでしたが、途中下車自体は可能とのことです。

東北・常磐線経由の場合、東京から水戸121.1kmは101km〜200kmの範囲となりますので、発駅は東京駅単駅ではなく[山]東京山手線内となります。

今回の経路は東京山手線内の中心駅である東京駅から東京山手線内の出口となる日暮里駅までの最短の運賃計算経路に東北新幹線区間を含んでいるため、新幹線を経路に指定することが可能です。
東京山手線内での最短の運賃計算経路が新幹線を含まないような場合(※)に新幹線を経由するような乗車券も規則上は発売可能と思われますが、マルスシステムが東京山手線内の迂回乗車の運賃計算に対応していないため出札補充券での発売になると思われます。
※例 東京山手線内〜銚子(経由:東京・新幹線・品川・山手線・中央東・総武)。東京山手線内(総武本線新日本橋経由)銚子であれば120.5km 2210円となりマルス発券が可能ですが、新幹線を含まないため大都市近郊区間内相互発着となり当日限り有効、途中下車不可です。
なお東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第160条第1項の規定により、同第70条区間内は途中下車をしない条件で迂回乗車が可能ですので、東京(総武本線)錦糸町の迂回乗車として上に示した経路で乗車することは可能です(新幹線は不可)。



水戸を接続駅としたJR東日本から鹿島臨海鉄道への連絡範囲は以下のとおりです。
JR東日本東海道本線 東京(※)、常磐線 松戸〜高萩間、水郡線 常陸青柳常陸大宮間・南酒出〜常陸太田間、水戸線
鹿島臨海鉄道:各駅
※東京都区内の各駅を含む。