りんかい線への連絡乗車券(2)

渋谷発、りんかい線 大井町行きの片道乗車券です。臨海大井町という着駅名が独特です。

発売額は350円です。JR線の渋谷〜大崎間150円とりんかい線の大崎〜大井町間200円の合算となります。
大井町駅はJRの他に東京急行電鉄、東京臨海高速鉄道にもあるため区別する必要があります。東急線大井町は「(東急線大井町」と印字されますが、りんかい線の場合は「(りんかい線大井町」「(東京臨海線)大井町」などではなく「臨海大井町」という名称で印字されます。
マルスシステム上の駅名においても大井町はJR線の「大井町」、東急線の「大井町(社)」、りんかい線の「臨海大井町(社)」とりんかい線のみ別の駅名が設定されています。

りんかい線への連絡乗車券(1) - きっぷメモ。でご紹介した乗車券と異なり120mm券で発券されています。
りんかい線マルスシステムに運賃が登録されているため口座入力による発券が可能ではありますが、JR東日本からの連絡会社線はほとんどが運賃が登録されていないことから今回発券して頂いた駅のように金額入力による操作で発券されることがあります。



五反田発、りんかい線新木場行きの片道乗車券です。

発売額は510円です。JR線が五反田〜大崎間130円、りんかい線が大崎〜新木場間380円の合算です。
着駅の印字は「臨海新木場」となっています。マルスシステム上の駅名は「新木場(臨海高速)」です。こちらも金額入力による発券です。
新木場はJR線、東京メトロ有楽町線りんかい線の集まるターミナルですが、普通乗車券において東京メトロ有楽町線の新木場を着駅とする連絡乗車券は制度上発売できません。
なおりんかい線で他社線との乗換駅には東京モノレール羽田空港線との乗換駅である天王洲アイルがありますが、天王洲アイルへのJR線からの連絡乗車券は東京臨海高速鉄道東京モノレールとも単に「天王洲アイル」として印字されます。

なぜ大井町、新木場においては「臨海〜〜」という独特の駅名となるのかはよくわかりません。会社名の( )の中が長くなりすぎるからでしょうか。