吉祥寺発、京王線 吉祥寺行きの片道乗車券です。
JR線と京王線を新宿駅で乗り継いでいます。
経路は吉祥寺(中央東線)新宿(京王線)明大前(井の頭線)吉祥寺です。
JR線吉祥寺〜新宿間の210円と京王線新宿〜吉祥寺間の190円、乗継割引などは設定されていないので単純に合算した400円が発売額となります。
発券方法は、マルスの乗車券メニューから金額入力−自・社区間を選択し、発駅[吉祥寺]、着駅[吉祥寺(社)]、経由[中央東]、接続駅コード[4646]、自・社基準額[190]円、営業キロ[13.0]kmを入力します。
マルスシステムにおいてはJR線と同名の駅が会社線にある場合は今回の「(京王線)」のように会社名を付与し区別していますが、一部例外もあります。
この乗車券は新宿駅の南口改札から出場し、新宿で用件を済ませた後に京王線の京王百貨店口から入場しました。
新宿駅においてJR線と京王線は改札外に出ることなく乗り換え出来る乗り換え改札がありますが、必ずしも乗り換え改札を利用して乗り換える必要はありません。
発駅と同じ駅まで戻ってきており券面に「下車前途無効」と印字されているとおり途中下車もできない(新宿駅での乗り換えを除く)こと、乗り継ぎ割引がなく乗車の都度買う場合と運賃に差がないことから乗車券としてはあまり意味がありませんが連絡運輸上は発売可能です。
右上に京王線吉祥寺駅の入鋏印が押印されています。これは京王線の吉祥寺駅で乗車券の持ち帰りを希望した際になぜか押印されました。京王線各駅には無効印があるはずですが、なぜ入鋏印が押されたのかはわかりません。
なお新宿駅を接続駅とするJR東日本から京王電鉄への連絡範囲は以下のとおりです。
JR東日本:東海道本線(※)、南武線、武蔵野線、横浜線、横須賀線、相模線、伊東線、中央本線 吉祥寺〜小淵沢間、青梅線、五日市線、八高線、東北本線 川口〜宇都宮間・戸田公園〜北与野間、常磐線 松戸〜水戸間、川越線、高崎線、両毛線、水戸線、総武本線、京葉線、外房線、内房線、成田線
京王電鉄:京王線、競馬場線、動物園線、相模原線、井の頭線の各駅と高尾線 北野〜狭間間
※東京都区内、横浜市内の各駅を含む。
東京メトロ・都営地下鉄以外の連絡乗車券の連絡範囲において、特定都区市内駅の中心駅が含まれる場合は乗車券の営業キロが200kmを超えるかどうかに関わらず、その特定都区市内の各駅もすべて連絡範囲となります。
JR東日本の東海道線は東京〜熱海間ですので東京都区内の中心駅である東京と横浜市内の中心駅である横浜を含みます。このため東京都区内・横浜市内のすべての駅が新宿を接続駅とする連絡乗車券の発売範囲となります。中央本線が吉祥寺以西、東北本線が川口・戸田公園以北、常磐線が松戸以東となっているのは東京都区内の各駅がすでに連絡範囲に含まれることによります。