東京急行電鉄の渋谷駅(田園都市線)発行の田都渋谷発、東横渋谷行の片道乗車券です。
出札補充券で発売頂きました。
発売額は260円、経由には二子玉川・自由が丘とあります。
田園都市線渋谷→二子玉川→自由が丘→東横線渋谷は20.5kmとなり、発売額は東急線21-25kmの運賃に一致します。
この乗車券は、一周して同じ駅へ戻ってくる乗車券のように見えますが、渋谷駅には乗り換え用の自動精算機やオレンジ色の自動改札機が設置されていること、東横線で購入した乗車券を田園都市線で使用できない(逆も不可)ことなど、田園都市線と東横線の渋谷駅は運用上別駅として扱われているようです。
一周乗車券というより単純な一直線の経路と見るべきかもしれません。
発駅は「田都渋谷」、着駅は「東横渋谷」と記入されていますが、田園都市線の自動券売機で購入した乗車券には(新)渋谷と印字されています。東横線で購入したものは単に「渋谷」です。
(新)渋谷は田園都市線の旧名称である新玉川線渋谷を意味するものと思われますが、自動券売機で発売している乗車券の印字を基準とするのであれば(新)渋谷→渋谷と記載するのが正当なのでしょうか。
ただし発行箇所が「渋谷／5114」となっていることから発着駅両方を「渋谷」とし、経由で判断するのが正しいのかもしれません。
