モノレール羽割往復きっぷです。
かつてはJRの常備往復券のサイズで定期券売り場・改札のみで発売の非磁気券でしたが、いつ頃からか券売機で発売されるようになり、合わせて磁気券化されて自動改札にも対応するようになりました。
券番号からすると、かえり券→ゆき券の順に発券されたようです。
常備券時代と効力は変わらず、発売日から10日間有効でモノレール浜松町〜羽田空港国際線ビル・羽田空港第1ビル・羽田空港第2ビル間を往復できます。ただし下車前途無効です。
2014年4月の消費税増税後も発売価格は改定されず800円のままとなっています。同区間の片道普通運賃は470円から490円(IC運賃483円)に値上げされましたので、値引率は14.8%から18.3%へ大きくなっています。
このきっぷですが、2015年3月31日をもって東京モノレール線内での発売を終了し、全国17の空港(※1)の券売機または旅行商品(※2)とのセットでの発売のみに変更されました。自社線内で発売しないきっぷというのもなかなか珍しいように思います。
※1 新千歳空港・函館空港・富山空港・小松空港・伊丹空港・関西空港・岡山空港・広島空港・山口宇部空港・高松空港・福岡空港・大分空港・熊本空港・宮崎空港・長崎空港・鹿児島空港・那覇空港
※2 JTB・日本旅行・ジャルパック・ANAセールスの旅行商品。モノレール羽割往復きっぷの単独発売は不可