連続1はJR線完結、連続2がJR→近畿日本鉄道の連絡乗車券です。JR→近鉄の連絡運輸については、普通乗車券の接続駅各駅で片道、往復、連続乗車券を扱っています。
関西圏の会社線は関東圏に比べるとマルスシステムに運賃が登録されているケースが多いですが、乗継割引が設定されている駅は運賃登録がありませんので金額入力操作が必要となります。
連続乗車券において金額入力の連絡乗車券はマルスでの発券が困難ですので、POS端末のある新今宮駅で購入しました。
連続1はJR線4.9km 160円、連続2はJR線0.9km 120円、近鉄線1.1km 150円で270円、割引20円が適用され250円となります。
JR東日本の東京地区においては、過去にご紹介したとおり乗継割引の適用が片道乗車券に限られますが、JR西日本では片道・往復・連続乗車券のいずれも割引の対象となっています。
鶴橋を接続駅とするJR西日本と近畿日本鉄道の連絡範囲は以下のとおりです。
JR西日本:東海道本線 京都〜神戸間(※)、姫路、岡山、倉敷、福山、尾道、広島(市内)、宇野線 宇野、関西本線 志紀〜久宝寺間、片町線 河内磐船〜徳庵間、阪和線 浅香〜久米田間・和歌山
近畿日本鉄道:大阪線 大阪上本町〜大和八木間・桜井・室生口大野・赤目口・名張、難波線、信貴線、山田線 松阪・宇治山田、奈良線、天理線 天理
※京都市内・大阪市内・神戸市内の各駅を含む。
上記のうち、乗継割引が設定されている範囲は以下のとおりです。
JR西日本:大阪環状線 大阪城公園〜天王寺間
近畿日本鉄道:難波線 近鉄日本橋、大阪線 大阪上本町〜布施間
2015年1月7日追記
新今宮駅は2014年9月に東口出札窓口のPOS端末をマルス端末に置き換え、東口みどりの窓口として営業を開始しています。