モノレール羽割往復きっぷ

モノレール浜松町羽田空港国際線ビル・第1ビル・第2ビルの往復乗車券「モノレール羽割往復きっぷ」です。
様式としてはJRの常備往復券(※)と同じなのですが、券面に○企とあるとおり、特別企画乗車券です。
東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第193条 常備往復乗車券 (2)軟券式大人小児用


東京モノレールのプレスリリースによると平成24年4月1日から平成25年3月31日までの通年発売で、発売日から10日間有効です。2011年10月に国際線ビル駅開業1周年を記念して発売したものを引き続き発売しています。
発売額は大人800円、小人400円となっています。浜松町〜空港のモノレール片道運賃は大人470円、往復940円ですので140円得となります(14.8%引)。
往復800円(片道あたり400円)という価格設定は、京浜急行 品川〜羽田空港間400円への対抗でしょうか。
小人断線のようなものがありますが、小人用は別途「小」と印字されたものが用意されています。大人用は水色ですが、小人用は緑色と色合いも異なります。

往復での航空機利用客の利便性のため発売日から10日間有効となっていますが、このような効力のきっぷの磁気対応が困難であるためか自動改札機非対応の常備券として発売されています。
発売はモノレール浜松町羽田空港国際線ビル羽田空港第1ビル、羽田空港第2ビルの各駅です。往復きっぷと銘打っていますが、ゆき券・かえり券の区別はなく、空港3駅でも同様の様式のものが発売されています。

モノレール浜松町駅では定期券売り場で発売していますが、定期券売り場の営業時間終了後も改札口で発売しています。