東京モノレールの乗車券

今回は東京モノレールの乗車券です。


羽田空港第2ビルから羽田空港第1ビルへの片道乗車券です。

補充片道乗車券で発売頂きました。地紋は「とうきょうモノレール/TMK」とあります。
東京モノレールは特別補充券がありませんので手書きの乗車券はこの補片のみとなります。かつては硬券入場券・乗車券があったのですが、既に廃止されています。
経由欄のインクが薄いのですが、「000」と押印されています。
自社線内完結の場合、経由欄は(────)のように抹線が引かれるのが一般的なのですが、東京モノレールでは000となるのが正当なようです。



モノレール浜松町羽田空港国際線・第1・第2ビル間の乗車券です。

羽田空港の第二旅客ターミナルビル地下一階にある案内所で購入しました。東京モノレールの自動券売機の正面に位置しており、わざわざここでモノレールの乗車券を購入するという需要がどれほどあるのかは不明ですが……。
こちらも地紋は「とうきょうモノレール/TMK」です。

券面左上に「○委」とあり、委託販売所で購入したことを示しています。羽田空港で購入したものですが空港→浜松町に限らず逆方向でも利用できる相互式です。有効期間は1ヶ月です。
券面に穴が開いていますが、この乗車券は自動改札機に対応しています。

ただ、購入時は発行日欄にある日付印を押印したのみで何ら磁気的な処理は行なっていなかったように見えます。
有効期間は1ヶ月と非常に長いのですが、磁気情報としてはどのようになっているのでしょうか。




東京駅丸の内地下中央口改札前にあるJR北海道プラザ東京支店で購入した、モノレール浜松町羽田空港第1・第2ビル間の船車券です。

羽田空港国際線ビル駅は平成22年10月の開業ですが、購入当時は券面に印字されていませんでした。なお国際線ビルでの下車も可能です。現在の印字はどうなっているのでしょうか。
羽田空港の委託販売所と同じく相互式で1ヶ月有効です。

券面の左下にある「総販」はJR北海道独自の発券システムである総合販売システムで発券された乗車券であることを示しています。他社で言うところのPOS端末に近いのですが、JR北海道管内のものしか発売できません。
このきっぷですが、下車前途無効ではなく「途中下車前途無効です。」と印字されています。JRのきっぷで途中下車前途無効という言い回しをするものは珍しいのではないでしょうか。


東京モノレール京浜急行との競合上、乗車券の販売ルートが多数あり興味深いところです。