MV端末発券の用紙

JR東日本指定席券売機の名称で設置されている端末にはMV30形、MV35型、MV35D形があります。
薄紫色のパネルで指定席券から乗車券、特別企画乗車券まで大抵のきっぷ類が購入できます。

MV30形とMV35/35D形は硬貨投入口が四角か(MV30)すり鉢状か(MV35/35D)、取り消しボタンが液晶内にあるか(MV30)、画面外にもあるか(MV35/35D)など外観上の差異があります。
MV30形、MV35形は熱転写印字方式、MV35D形は感熱印字方式であることが知られていますが、以下をご覧ください。


成田空港のMV30形端末で購入した成田空港発、空港第2ビル行きの片道乗車券です。
旅客ターミナルの名称も括弧内に印字されています。熱転写印字の乗車券です。


渋谷駅のMV35形端末で購入したJR券の領収書です。
こちらも熱転写印字なのですが、印字が大変かすれています。


これは、MV形端末のメンテナンス状態によるものではなく、MV35に感熱印字用の用紙をセットして発券している為です。
感熱印字用紙はインクリボンが付きにくいのか、拡大してみると印字が欠けていたりします。用紙の質も若干異なるのですが、画面上ではわかりにくいかもしれません。