本ブログでは過去に※1 ※2 ※3のように山手線内で完結する乗車券をご紹介しました。
それぞれ営業キロは34.5km、42.3km、42.1kmです。このような山手線内で長距離となる乗車券の運賃は時刻表の運賃計算のページにも掲載されません。
時刻表に記載されるのは山手線内・大阪環状線内の普通運賃表として20km、250円までの運賃のみです。
ただし、掲載されていないだけであり21km以上の運賃は以下のとおり定められています。
営業キロ (km) |
山手線内 (円) |
電車特定 区間(円) |
幹線 (円) |
---|---|---|---|
1-3 | 130 | 130 | 140 |
4-6 | 150 | 150 | 180 |
7-10 | 160 | 160 | 190 |
11-15 | 190 | 210 | 230 |
16-20 | 250 | 290 | 320 |
21-25 | 330 | 380 | 400 |
26-30 | 400 | 450 | 480 |
31-35 | 460 | 540 | 570 |
36-40 | 540 | 620 | 650 |
41-45 | 600 | 690 | 740 |
10kmまでは山手線と電車特定区間の間に差はありませんが11キロ以上から差が出はじめ、しかも徐々に差が開いていくのがわかると思います。ただし、山手線内は新幹線を除き東京近郊区間に含まれるため最短経路での運賃となるのが通常です。21km以上の運賃は実用性がないため時刻表には記載されないのでしょう。
なお大阪環状線と山手線、東京と大阪の電車特定区間は運賃体系が異なるためここでは山手線と東京の電車特定区間のみを記載しました。