通常はマルス端末により発券される水色のきっぷなのですが、マルス端末のない一部の駅ではあらかじめ印刷された常備券を発売しています。
きっぷとしての効力はマルス券のものと全く同等で、11500円で5回分使用できます。1回で普通列車が1日乗り降り自由となります。1人で使うことも、複数人で使用することも可能です。
かつてはJR各社で発売していたのですが、現在発売しているのはJR西日本とJR四国の一部の駅のみとなっています。
JR東日本とJR東海は1996年頃、JR九州は2009年頃、JR北海道は2012年春で発売を終了し、マルス券のみの発売です。
今回からJR北海道が発売しなくなった他、一部の発売駅で行なっていた通販も取りやめたようです。
裏面です。
今回から奥羽本線 新青森〜青森間相互発着に限り青春18きっぷのみで特急列車の普通車自由席に乗車できるようになりました。2010年12月の東北新幹線新青森開業以降、普通乗車券で同区間の普通車自由席に乗車可能でしたが、青春18きっぷは除外されていました。今回から使用条件が緩和された形となります。
ご案内にもその旨記載されていますが、やや正確でない表記となっています。
４ 奥羽本線新青森〜青森間、津軽海峡線木古内〜蟹田間、石勝線新得〜新夕張間は普通列車が運行していないため特例として当該区間内相互発着の場合に限り、このきっぷのみで特急・急行列車の普通車自由席に乗車できます。ただし特例区間にまたがって乗車する場合は、乗車全区間の乗車券及び特急券が必要です。
新青森〜青森間は普通列車の運転がない区間ではありません。特例が追加されたため追記したと思われますが、「普通列車が運行していないため〜〜」以下の修正が漏れてしまったのでしょうか。
