東武鉄道の駅名式補充券

東武鉄道の駅名式補充券です。
「北千住→300円」の乗車券で特急しもつけ号に乗車し、車内で春日部(400円)に変更した際に発行されました。
領収額欄は100円に○がしてあります。

券面を見てみます。
駅名欄左端の上から2番目が「とうきょうスカイツリー」と印字されています。業平橋から駅名変更した後のものであることが分かります。
記載されている駅の範囲ですが、自社線である東武線は全駅の記載があります。
他社線については原券着線に「東急」「小田急」「秩父」とありますが、駅名の一覧にはこれらの会社線はありません。他社線着の乗車券を原券として変更したときに使用するのでしょうか。
「東日本」もありますが、大宮・池袋・新宿、つまりスペーシア直通特急停車駅のみ記載があります。東京メトロ線は日比谷線・千代田線・半蔵門線に限り全駅掲載です。掲載基準はよく分かりませんが、この補充券で他社線への連絡乗車券も発売できるのでしょうか?

原券の「増収」これは何なのでしょう。想像もつきません。
事由欄には様々な券種が記載されています。「別途」「分岐」「区変別」このあたりは扱われているのでしょうか。
記事欄原券には「大人正当」「小児正当」ともあります。誤購入の変更にも様式上は対応しているようです。

よくわからない点も多いです。様式としてもなかなか興味深い補充券です。