新宿駅の臨時窓口で購入した特急券

新宿から立川への自由席特急券です。

通常のみどり窓口や券売機では見ることのない緑色の券面という様式ですが、これは新宿駅改札内、中央西口改札付近(京王・小田急連絡改札前)にある臨時窓口で購入したものです。
みどりの窓口の由来でもある、かつての緑色の窓口マルス券と似たような紙の色です。なお左上に[東]と印字されています。廃止済みではありますがJR東日本D-POS端末で発券されたものとも似ています。

この臨時窓口、通常は閉鎖されている事が多いのですがこの日は営業中でした。なお臨時窓口の真裏に指定席券売機と常設のみどりの窓口もあり、わざわざこの場所に臨時窓口を設置する意図は良くわかりません。

券面を見てみます。様式はマルスシステムで発券された特急券に概ね一致しています。このきっぷはカシオ計算機製のPDAであるカシオペアに発券用プリンタを接続して発券されています。内部的には「改善型車発機」と呼ばれているようです。なお、感熱印字式です。
券面右端に印字されている数字は、在庫管理用の通し番号です。通常のマルスシステムはドラム型のロール紙をセットし発券の都度カットするのですが、臨時窓口ではあらかじめ85mmにカットされた紙がプリンタ内に格納されています。

臨時窓口は、新宿駅の他に東京駅、上野駅などでも繁忙期を中心に営業しています。