かつて新潟〜大阪間には2012年まで信越本線・北陸本線・東海道本線経由の夜行列車、急行きたぐに号が運転されていました(臨時列車は2013年まで、湖西線経由)。
自由席、グリーン車、B寝台、A寝台の設備を持ち、下り新潟行きは新津から快速列車として通勤輸送も担っていた列車でした。
そのきたぐにのすべての設備を利用した際に発券されたのが以下の急行券です。
始発駅2008年(平成20年)12月22日発車のきたぐに号急行券です。JR東日本の料金専用補充券で発売されました。


新潟〜長岡を普通車自由席、長岡〜富山をグリーン車指定席、富山〜福井をB寝台(電車3段上段)、福井〜大阪をA寝台(電車2段下段)の利用で申し出ました。
料金は急行料金が全区間通して1260円、グリーン料金が2670円、B寝台(電車3段上段)が5250円、A寝台(電車2段下段)が10500円、合わせて19680円でした。
マルスシステムは急行列車の設備を急行料金と合算したものか、料金を含まないいわゆる指のみでしか発券できず、通しの急行料金と設備料金のみの料金計算に対応していません。
したがって指のみで座席・寝台を確保し、料金計算の上料金専用補充券での発売となります。
廃止の4年前ですが12月の週末にも関わらず座席も寝台もほとんど使用されておらずガラガラでした。
なお、新幹線を除き途中で指定席・寝台を移動するような利用は、通しで満席などやむを得ない場合に限ることになっています。
この時はそのことをよく知らず全部の設備を利用したいと申し出て発売されました。
やむを得ないと判断されたのかどうかは今となってはわかりません。
また、新潟までは新幹線を利用しましたが乗継割引となっていません。後で気づきましたが発行し直して頂くのも恐縮なのでそのままとした覚えがあります。