岡山から津山への片道乗車券(中国高速線経由)

岡山から津山への片道乗車券です。

区間だけ見ると津山線経由のJR線単独のようにも見えますが、新大阪接続の西日本JRバス(中国高速線経由)の連絡乗車券です。

 

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西日本JRバスの中国高速線(中国ハイウェイバス)は大阪・新大阪・津山接続でJR西日本の各駅と連絡運輸を扱っていますが、存在自体が殆ど知られていない上に社線運賃の登録のない区間、駅名(バス停名)自体が登録されていない駅など発売が困難な区間も多く、さらに近年は中国ハイウェイバス交通系ICカードが使えるようになったことから実際の連絡乗車券の需要はほぼないと言っていいでしょう。

なお、バスの指定券はJR西日本の駅では発券できず、連絡乗車券を西日本JRバスの出札窓口に提示して交付を受ける必要があります。

 

なお、新大阪接続の津山はマルスシステムに社線運賃が登録されており、85mm券での発券が可能です。新幹線を含め自動改札機にも対応しています。

 

この乗車券の経路は岡山(山陽本線)神戸(東海道本線)新大阪(中国高速線)津山です。

JR線176.5km 3020円(西日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第88条(西日本旅客鉄道株式会社 旅客連絡運輸規則第45条で準用)により、運賃計算は岡山→大阪)と西日本JRバス線158.9km 2830円で、合わせて5850円です。

有効日数は鉄道区間営業キロによる2日と、自動車線による1日で3日間有効となります。

 

この乗車券では大阪と新大阪で途中下車しました。JR線単独の乗車券では岡山→大阪・新大阪となるので大阪または新大阪のどちらかで下車した時点で旅行終了となり、両方での下車はできません。

自動車線内での途中下車可否は不明ですが、過去の資料では美作インターに限り途中下車を扱うようです。現在も扱っているのかどうかはわかりません。