かつてICカード乗車券のチャージは1000円単位のみの取扱いでした。
去年の4月に1円単位運賃が導入された際、1000円未満のチャージが扱われるようになりましたが券売機で扱っていたのは東京メトロのみで、東京急行電鉄・西武鉄道・京王電鉄・千葉都市モノレールの4社局が改札窓口で扱うのみとなっていました。今回、再度各社の状況を見てみました。
結論から言いますと、東京急行電鉄・京王電鉄・京浜急行電鉄・相模鉄道・横浜市交通局・ゆりかもめ・東京都交通局・東葉高速鉄道・東武鉄道・北総鉄道・首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)・小田急電鉄・京成電鉄で券売機によって10円単位で任意の額のチャージが出来るようになっていました。首都圏ではほとんどの社局が券売機の少額チャージに対応している状況となっています。京浜急行電鉄では券売機に500円チャージのボタンが新たに追加されていました。
なお確認した時点では西武鉄道・新京成電鉄は1000/2000/3000/4000/5000/10000円のチャージのみで10円単位には非対応(西武鉄道は窓口で10円単位チャージ可)、JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道(りんかい線)は従来通り500/1000/2000/3000/5000/10000円チャージとなっていました。
新京成電鉄は運賃改定時のプレスリリースでチャージ額の低廉化(少額化)を明記しており、今後対応されるのかもしれません。