運賃・料金改定と乗車変更(1)

吉祥寺から武蔵小金井への片道乗車券です。

営業キロ6.6kmで、2014年4月1日以降は運賃170円です。
この乗車券は3月31日の消費税増税前に購入した乗車券から変更しました。
改定前後のJR東日本の公式サイトでも説明されていた通り、運賃・料金改定前に購入したきっぷは有効期間内であればそのまま使用でき、乗車券類変更時も改定前の運賃・料金が適用されます。
この乗車券も改定前運賃が適用され160円が発売額となっています。旧運賃・料金適用の変更を行うと、券面右上に「乗変/0331」という通常の乗車券類変更とは異なる印字がなされます。この乗車券で乗越精算・払戻し等を行うこともあり得ますが、その場合も旧運賃・料金が適用されますので原券購入日を示す印字が必要です。

運賃改定前に購入した乗車券を運賃改定後もそのまま使用できること、変更時も旧運賃で計算することの根拠は東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第5条第2項が根拠となっています。契約の成立した時の規定=運賃改定前の規則によって計算、と言う理屈です。

(契約の成立時期及び適用規定)
第5条 旅客の運送等の契約は、その成立について別段の意思表示があつた場合を除き、旅客等が所定の運賃・料金を支払い、乗車券類等その契約に関する証票の交付を受けた時に成立する。
2 前項の規定によって契約の成立した時以後における取扱いは、別段の定めをしない限り、すべてその契約の成立した時の規定によるものとする。


マルスシステムは旧運賃・料金での乗車券類変更に対応しており、4月1日以降しばらくの間は乗車券類変更に際して原券購入日を入力するようになっています。
磁気情報から自動的に判断はしておらず、出札係員が手入力で指定します。原券が補充券の場合等、マルス端末で読み込めないケースを想定しているのでしょうか。



武蔵小金井から吉祥寺への片道乗車券です。


4月1日以降に購入した乗車券を原券として変更しましたので、「乗変」と通常の乗車券類変更の印字となっています。
原券が運賃改定後に購入したものであれば、「乗変」の下に原券購入日は印字されません。原券購入日が印字されていない乗変付ききっぷについては、現行の規則による運賃・料金で取り扱うこととなります。



渋谷から大崎への片道乗車券です。


この乗車券も4月1日以降に購入した乗車券からの変更ですので、現行運賃の160円が適用されます。
乗変」は印字ではなく通常の発券を行ったものに判子が押印されました。旧運賃適用はマルスシステムが原券購入日から判断しますので、旧運賃マルス券を乗変印字なしで発券し、判子で乗変押印+原券発売日手書きという対応は行っていないものと思われます。

大崎駅で乗車券持ち帰りを申告し押印頂いた無効印は、通常の「無効/○○駅」ではなく山手線をイメージした環状線の描かれた専用の判子を押印頂けました。