都営地下鉄・東武鉄道の連絡乗車券(浅草接続)

押上から東向島への片道乗車券です。東京都交通局の特別補充券で発売されました。
経路は押上(浅草線)浅草(東武スカイツリーライン)東向島です。

東京都交通局東武鉄道は浅草接続で連絡運輸を取り扱っていますが、都営線で押上から浅草を経由し東武線という利用は遠回りで運賃も高くなるため、京成電鉄東京都交通局押上駅改札後方にある東京メトロ東武鉄道押上駅から東武線を直接利用するほうが一般的でしょう。
このため京成電鉄東京都交通局押上駅運賃表には浅草接続東武線の連絡乗車券の運賃表が掲出されていません。

しかしながら浅草駅接続の都営線東武線の連絡乗車券には乗継割引が設定されており、ICカード利用でない場合はあらかじめ全区間の乗車券を購入しておかないと割引が適用されません。この区間は自動券売機にも設定がなく、改札窓口で申し出ることで特別補充券により発売されていましたが、どういうことか一時期自動券売機にも口座が設定されていました。

消費税増税による運賃改定後の頃から再び券売機に口座が設定されなくなり、同区間は特別補充券による発売に戻りました。
都営地下鉄の運賃は2014年6月1日、東武鉄道の運賃は2014年4月1日に改定されています。この乗車券は2014年4月8日に購入していますので、都営地下鉄は改定前運賃、東武鉄道は改定後運賃です。

東京都交通局1.5km 170円、東武鉄道3.2km 150円で合計320円、乗継割引20円が適用され300円が発売額です。
ICカード利用時は東京都交通局170円(1円単位運賃導入前)、東武鉄道144円の合計314円から20円を引き294円です。



押上からとうきょうスカイツリーへの片道乗車券です。
押上(浅草線)浅草(東武スカイツリーライン)とうきょうスカイツリーの経路です。

都営地下鉄の運賃が改定された2014年6月1日に購入しました。都営地下鉄東武鉄道とも改定後の運賃です。
東京都交通局180円、東武鉄道150円で合計330円、20円を引き310円が発売額です。
ICカード利用時は東京都交通局174円、東武鉄道144円で合計318円、20円を引き298円です。

運賃改定が2回に分かれていたため、短い期間に運賃が2度変わるという現象が起きていました。
改札窓口で同区間の乗車券を自動券売機で発売できないか伺ってみましたが、東武線連絡の設定はないとのことでした。券売機での発売はもうしないのでしょうか。


浅草を接続駅とする東京都交通局東武鉄道の連絡範囲は以下のとおりです。20円の乗継割引が設定されている区間と同じです。
東京都交通局浅草線 浅草橋〜押上間、大江戸線 新御徒町・両国
東武鉄道東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー東向島亀戸線 曳舟・小村井