車内補充券発行機での特急券(ICカード決済)

立川から新宿への自由席特急券です。
特急あずさ10号の車内で購入したもので、列車番号60Mの印字があります。

松本運輸区の車掌さんが携帯する車内補充券発行機(車発機)で発券したものです。
券面右下に[IC]の印字がある通り、ICカード乗車券のチャージ額で支払いました。
以前ご紹介したように、最近導入された車発機にはICカード読み取り機がついていますが、入場情報の確認の他にチャージ額を使ったきっぷ類の購入も可能なようです。

立川駅では特急列車到着前に「車内での特急券は現金のみ、クレジット・Suicaは使用不可」と案内していましたが、新型の車発機導入に伴い現在では「車内ではクレジットカードは使用不可」と案内しています。
ただ特急券は事前に購入するのがあくまで原則であるためか、すべての車発機が更新されていないためか「Suica/PASMOが車内で使える」とはあまり積極的に案内していないようです。


ICカード売上票です。
ICカードで決済すると残額確認用にこの紙が発券されます。


領収書です。

現金で購入した場合の領収書は但し書きが「但し、乗車券類代として、上記金額を受領しました。」となっていました。
ICカードのチャージで購入すると「但し、乗車券類代として上記金額をICチャージ残額よりご利用頂きました。」と微妙に文言が異なっています。


Suica残額ご利用明細です。物販の利用が多いですね。

8月11日の4577円の箇所に「購 携帯端末」とあります。車発機で購入すると利用駅欄は「携帯端末」となるのですね。

同日の京王渋谷・京王下北にある「購」はチャージ額を使って自動券売機で乗車券を購入した履歴です。
このことから、車発機での購入は物販扱いではなく券売機でのきっぷ類の購入と同じ扱いとなっていることがわかります。