岩泉駅の往復乗車券

岩泉から宮古への往復乗車券です。
ゆき券とかえり券が切り取り線で繋がった、幅26cmの巨大な乗車券です。

岩泉線は2010年7月の土砂崩落による脱線事故以降列車の運転がなく、バスによる代行輸送を行なっています。2012年3月には、鉄道路線を廃止しバスへの転換の方針が発表されました。
乗車券類は岩泉駅の出札窓口で委託の係員により発売されています。

片道53.5km、950円です。往復ですので2日間有効で1900円となります。
岩泉から宮古へは途中の茂市での乗り換えが基本ですが、宮古まで直通する代行バスもあり、出札の方によると極稀に(収集用ではなく実使用目的で)この乗車券は売れるようです。
なお岩泉駅で発売している往復乗車券はこの1種類のみで、他の区間は発売していません。

この乗車券は、東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第193条(2)に定められている「常備往復乗車券」の「軟券式大人小児用」という様式で、扱われている駅はあまりないのですが、冠着信濃境といった同社長野支社管内の一部の委託駅でも発売されています。

(常備往復乗車券の様式)
第193条 常備往復乗車券の様式は、次の各号に定めるとおりとする。
(1)硬券式大人小児用
   (縦3cm×横5cm+3.8cm)
(2)軟券式大人小児用
   (縦7.3cm×横26cm)