只見駅の特急券

只見駅発行の浦佐から大宮への新幹線特急券です。
10月1日の只見〜大白川間運転再開の日に購入したものです。

只見駅は災害による休止前から駅員配置駅でしたがマルス端末はなく、乗車券・自由席特急券などが発券できるPOS端末のみが設置されていました。
運転再開後も営業体制は変わらず、指定席はどこかに電話して確保し、料金専用補充券に転記して発売しています。その後、POS端末に補充券実績登録を行います。
このため発売はやや時間がかかり、また列車発着時は運転扱いの方が優先されるようです。

この特急券ですが、残念ながら大宮駅下車時に回収されてしまい手元にはありません。
改札の方によると、使用済みの補充券は回収するとのことでした。今までも原則(※1)はそうですが、無効印押印で持ち帰り出来ていた(※2)のも事実です。持ち帰りが厳しくなったのでしょうか?


※1 東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第229条〜第236条
※2 東日本旅客鉄道株式会社 営業関係通達(ただし補充券、定期券、回数券などは除外)

(乗車券類の引渡し)
第229条 旅客は、その所持する乗車券類が効力を失い、若しくは不要となつた場合又はその乗車券類を使用する資格を失った場合は、当該乗車券類を係員に引き渡すものとする。

(普通乗車券の改札及び引渡し)
第230条 普通乗車券を使用する旅客は、旅行を開始する際に、当該乗車券を係員に呈示して入鋏等を受け、途中下車をする際に、これに途中下車印の押なつを受け、また、乗継をする際に、これを係員に呈示して改札を受けるものとする。
2 普通乗車券を使用する旅客は、旅行を終了した際に、当該乗車券を係員に引き渡すものとする。

(定期乗車券の改札及び引渡し)
第231条 定期乗車券を使用する旅客は、旅行を開始する際及び旅行を終了した際に、当該乗車券を係員に呈示してその改札を受けるものとする。
2 定期乗車券を使用する旅客は、当該乗車券の有効期間が満了した際に、直ちに、これを係員に引き渡すものとする。

(普通回数乗車券の改札及び引渡し)
第232条 普通回数乗車券を使用する旅客は、旅行を開始する際に、当該乗車券を係員に呈示して入鋏を受け、旅行を終了した際に、これを係員に引き渡すものとする。

(団体乗車券及び貸切乗車券の改札及び引渡し)
第233条 団体乗車券又は貸切乗車券を使用する旅客の引率者は、旅行を開始する際及び途中下車をする際に、当該乗車券を係員に呈示して改札を受けるものとする。
2 前項の引率者は、団体旅客又は貸切旅客が券面に表示された発着区間の旅行を終了した際に、その所持する乗車券を係員に引き渡すものとする。

急行券の改札及び引渡し)
第234条 急行券を使用する旅客は、急行列車に乗車する際に、その使用する急行券を係員に呈示して入鋏又は改札を受け、また、下車した際に、使用ずみの急行券を係員に引き渡すものとする。

(特別車両券の改札及び引渡し)
第235条 特別車両券を使用する旅客は、特別車両に乗車する際に、その使用する特別車両券を係員に呈示して入鋏又は改札を受け、また、その使用を終えたときは、これを係員に引き渡すものとする。

(寝台券の改札及び引渡し)
第236条 寝台券を所持する旅客は、当該寝台車に乗車したときは、直ちに、当該乗車に必要な乗車券及び急行券とともにこれを係員に呈示してその改札を受け、また、その使用を終えたときは、これを係員に引き渡すものとする。

(コンパートメント券の改札及び引渡し)
第236条の2 コンパートメント券を使用する旅客は、コンパートメント個室車に乗車する際に、その使用するコンパートメント券を係員に呈示して入鋏又は改札を受け、また、その使用を終えたときは、これを係員に引き渡すものとする。

座席指定券の改札及び引渡し)
第236条の3 座席指定券を使用する旅客は、当該旅客車に乗車したときは、直ちに、その乗車に必要な乗車券及び急行券とともにこれを係員に呈示してその改札を受け、また、使用を終えたときは、これを係員に引き渡すものとする。