只見線の乗車券

会津若松から小出への只見線区間の片道乗車券です。
営業キロは135.2kmですので運賃は2520円、2日間有効となります。

右下のシミのようなものは全く読み取れませんが、会津川口駅の下車印です。

只見線は2011年7月の新潟・福島豪雨により現在も運転見合わせが続いています。
2012年10月1日から只見〜大白川間で運転を再開し、現在の運転見合わせ区間会津川口〜只見間の27.6kmです。

この区間は橋梁が複数箇所で流出する甚大な被害が出ています。
JR東日本仙台支社によると、同じ場所に復旧させても再度被災する可能性があり、白紙の状態とのことです。
今回運転を再開した只見〜大白川間には臨時駅の田子倉駅があるのですが、運転再開後も田子倉駅は全列車通過となっています。このまま廃止する方針と報じているところもあるようです。
※2013年10月5日追記 田子倉駅は2013年3月16日のダイヤ改正で廃止されました。

今回の乗車券は運転見合わせ区間を含む乗車券なのですが、バスによる代行輸送が行われているためか、JR東日本えきねっとの乗車券申し込みメニューからそのまま申し込み可能でした。代行バス車内でも、通しの乗車券を見せることで乗車できました。


只見駅では運転再開の記念イベントが開催されていました。
このような記念コインも頂きました。

只見駅併設の観光案内所の方によると、新潟方からの一番列車で50人位やってきて、地元の方200人位で出迎えたとのことでした。