十日町から糸魚川への片道乗車券です。北越急行からJR線への連絡乗車券です。
経路は以下のとおりです。
十日町(ほくほく線)犀潟(信越本線)直江津(北陸本線)糸魚川
北越急行:十日町〜犀潟 780円(43.6km)
JR線:犀潟〜糸魚川 820円(45.9km)
合計1600円、89.5kmです。片道100kmを超えていないので有効日数は1日で途中下車はできません。
十日町駅は北越急行とJR東日本の両社の窓口があり、どちらでもきっぷ類の購入が可能です。北越急行の窓口にもマルス端末は設置されており、マルス券での発券が可能なのですが特別補充券により発売頂きました。
様式はJRの出札補充券とよく似ていますが、事由は「片道」「往復」しかありません。
北越急行は自社ウェブサイトにおいて、十日町駅で補充券を発売していることを明記しています。
出札補充券の他、地図タイプ・三角表タイプを発売しているとのことで、実際に購入してきました。
地図タイプの特別補充券です。
十日町から美佐島までで発売頂いたものです。運賃は170円です。
かなり広範な連絡範囲が記載されています。仙台や水上の位置が少々無理のある配置ですが……。
三角表タイプの特別補充券です。
同じく十日町から美佐島までで発売頂きました。三角表タイプの場合、発売できるのは普通列車の運転範囲である越後湯沢から直江津の間に限られます。
ウェブサイトに補充券があることを記載するくらいですので、収集目的であっても発売して頂けました。ただし転売目的とみられるような場合は断ることもあるとのことです。
地図タイプ・三角表タイプとも発行箇所は「北越急行株式会社」とあり駅名は記載されていません。多客期の車内発券用のものと思われます。
なお、JR線から北越急行への連絡範囲は以下のとおりです。
JR線:
【JR東日本】東海道本線 東京(都区内)・横浜(市内)・大船〜平塚間・小田原・熱海、武蔵野線、横須賀線、中央本線 吉祥寺〜高尾間・大月・塩山・山梨市・石和温泉・甲府、東北本線 川口〜小山間・宇都宮・仙台(市内)・戸田公園〜北与野間、常磐線 松戸〜取手間、川越線 日進〜川越間、高崎線、上越線 高崎〜塩沢間・上毛高原・五日町〜越後滝谷間、両毛線 桐生〜前橋間、羽越本線 新発田・中条・坂町・村上・鶴岡・酒田、信越本線 長野・豊野・妙高高原〜黒井間・土底浜〜新潟間、弥彦線 燕三条、飯山線 飯山・戸狩野沢温泉〜土市間・魚沼中条〜内ヶ巻間、総武本線 市川〜千葉間、京葉線、成田線 空港第2ビル・成田空港
【JR東海】東海道本線(東海道新幹線) 東京・新横浜・小田原・熱海・静岡・浜松・名古屋(市内)・大垣・米原・京都・新大阪
【JR西日本】東海道本線 米原・京都(市内)・大阪(市内)・神戸(市内)、北陸本線 敦賀・武生・鯖江・福井・芦原温泉・加賀温泉・小松・松任・金沢・石動・高岡・小杉・富山・滑川・魚津・黒部・入善・泊・青海〜谷浜間、七尾線 七尾・和倉温泉、大糸線 平岩
北越急行:各駅