POS端末発券の普通列車グリーン券

沼津から前橋への普通列車グリーン券です。
JR西日本のPOS端末で発券されたものを購入しました。付帯表記として「英語印字」を指定し発券頂きました。
なお普通列車グリーン券ですが、JR東日本のPOS端末では発売できません。

普通列車のグリーン料金は東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第130条に基づき、指定席・自由席とも同額で営業キロに応じて4段階にわかれていますが、首都圏で運転されている普通列車の自由席グリーン料金は東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業取扱基準規程第101条の4(3)及び第131条の5(3)の規定に基づき、平日・休日、50kmまで・51km以上、事前料金・車内料金にわかれています。

沼津〜前橋間のグリーン料金計算経路は、東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第69条および第70条に基づき、以下のとおりとなります。
沼津(東海道本線)東京(東北本線)大宮(高崎線)高崎(上越線)新前橋(両毛線)前橋 241.0km

なお、実際の乗車経路は以下のとおりです。
沼津(東海道本線)鶴見(横須賀品鶴線・[横須賀線])品川(山手線)田端(東北本線)大宮(高崎線)高崎(上越線)新前橋(両毛線)前橋 250.6km


土曜日に乗車し、営業キロ51km以上で事前料金ですので、グリーン料金は750円となります。券面に[ホリデー]と印字されています。

券面の英語表記ですが、「普通列車用 グリーン券」に対する訳が「RESERVED SEAT TICKET(GREEN CAR)」となっています。自由席のグリーン券ですのでRESERVEDの表記は誤りです。他駅のPOS端末でも同様の表記となるため、POS端末自体のバグになるのでしょうか。
英語表記ですが、POS端末で発売される唯一の指定券(RESERVED SEAT TICKET)と言えるかもしれません。



JR東日本のPOS端末で普通列車グリーン券が発売出来ない理由ですが、どうも普通列車グリーン券の制度が変更となった際にPOS端末の改修を行なっていないことが原因のようです。経路を指定しても通常のグリーン料金で発券されてしまうようです。
このため、JR東日本のPOS端末設置駅で普通列車グリーン券を発券する場合は料金専用補充券での発売となるのですが、実際には不売としてマルス端末のある他駅で購入するよう案内されることが多いようです。

【旅客営業規則】
(特定区間における旅客運賃・料金計算の営業キロ又は運賃計算キロ)
第69条 第67条の規定にかかわらず、次の各号に掲げる区間の普通旅客運賃・料金は、その旅客運賃・料金計算経路が当該各号末尾のかつこ内の両線路にまたがる場合を除いて、○印の経路の営業キロ(第9号については運賃計算キロ。ただし、岩国・櫛ヶ浜間相互発着の場合にあつては営業キロ)によつて計算する。この場合、各号の区間内については、経路の指定を行わない。
(2)日暮里以遠(鶯谷又は三河島方面)の各駅と、 赤羽以遠(川口、北赤羽又は十条方面)の各駅との相互間
 尾久経由東北本線
○王子経由東北本線

第70条 第67条の規定にかかわらず、旅客が次に掲げる図の太線区間を通過する場合の普通旅客運賃・料金は太線区間内の最も短い営業キロによつて計算する。この場合、太線内は、経路の指定を行わない。
(図は略)

(特別車両料金)
第130条 特別車両料金は、次の各号に定めるとおりとする。
(2)特別車両料金(B)

営業キロ地帯 50キロメートルまで 100キロメートルまで 150キロメートルまで 151キロメートル以上
料金 750円 950円 1,620円 1,900円

【旅客営業取扱基準規程】
(特定の特別車両券(B)の発売区間)
第101条の4 規則第59条の2の規定による特定の特別車両券(B)の発売区間は、次の各号に定める線区又は区間に運転する列車の停車駅相互間とする。
(3)東海道本線中東京・沼津間及び品川・新川崎・鶴見間、山手線、赤羽線横須賀線伊東線東北本線中東京-黒磯間、日暮里・尾久・赤羽間及び赤羽・武蔵浦和・大宮間、常磐線日暮里・高萩間、高崎線上越線中高崎・新前橋間、両毛線中新前橋・前橋間、総武本線中東京・成東間、京葉線中東京・蘇我間、外房線中千葉・大原間、内房線蘇我・君津間、成田線中佐倉・成田空港間(ただし、自由席特別車両券(B)を発売する場合に限る。)

(特別車両料金(B)の特定)
第131条の5 規則第59条の2の規定により発売する特別車両券(B)の特別車両料金(B)は、次の各号に定める額とする。
(3)第101条の4第3号の規定により発売する自由席特別車両券(B)の特別車両料金(B)

ア イ以外の特別車両料金(B)

(ア)特別車両を設備した列車に乗車する前に特別車両券(B)を購入した場合に適用する特別車両料金(B)
次表に定める料金とする。

営業キロ地帯 50キロメートルまで 51キロメートル以上
料金 750円 950円

(イ)特別車両を設備した列車に乗車した後、車内で特別車両券(B)を購入した場合に適用する特別車両料金(B)
次表に定める料金とする。

営業キロ地帯 50キロメートルまで 51キロメートル以上
料金 1,000円 1,200円

イ 土曜日、日曜日、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に定める休日、12月29日から同月31日及び1月2日から同月3日(以下この条においてこれらを「ホリデー」という。) に特別車両を設備した列車に乗車する場合 (ホリデー以外の日 (以下この条において「平日」という。) からホリデーにまたがつて運転する特別車両を設備した列車に乗車する場合及び平日の翌日のホリデーに乗車する場合であつて午前0時台に始発駅を出発する特別車両を設備した列車に乗車する場合を除く。) 、ホリデーから平日にまたがつて運転する特別車両を設備した列車に乗車する場合及びホリデーの翌日の平日に乗車する場合であつて午前0時台に始発駅を出発する特別車両を設備した列車に乗車する場合

(ア)特別車両を設備した列車に乗車する前に特別車両券 (B) を購入した場合に適用する特別車両料金 (B)
次表に定める料金とする。

営業キロ地帯 50キロメートルまで 51キロメートル以上
料金 550円 750円

(イ)特別車両を設備した列車に乗車した後、車内で特別車両券(B)を購入した場合に適用する特別車両料金(B)
次表に定める料金とする。

営業キロ地帯 50キロメートルまで 51キロメートル以上
料金 800円 1,000円