近距離券売機で購入した往復乗車券

西立川駅の近距離券売機(EM10型、黒い自動券売機)で購入した西立川から新宿への往復乗車券です。
JRの近距離券売機ではあまり往復乗車券を発売していないのですが、西立川駅では初期画面に「往復券」のボタンがあり、新宿の往復900円のみを発売していました。
なお、小児は往復900円の半額ではなく、片道450円の小児運賃220円の2倍で440円となります。


券面右側の番号から、かえり券→ゆき券の順に発券されたものと思われます。
近距離券売機で発売されたものでも2日間有効ですが、大都市近郊区間内相互発着の乗車券ですのでゆき・かえりとも下車前途無効となります。

マルス端末での往復乗車券と同様、かえり券に往復分の運賃が印字されていますが、ゆき券の金額は「0円」……。

発駅→着駅の印字ですので見た目は回数券のように見えますが、往復乗車券の乗越精算は東日本旅客鉄道株式会社 旅客営業規則第249条第2項(1)ロ(イ)の規定に従い、乗車駅〜下車駅の運賃と、原券の差額精算となります。
「往復」と大きめに印字されていますが、例えば新宿と同じ片道450円である代々木駅の改札窓口で精算を申し出た場合、精算額無しなのか、区間式であることから新宿〜代々木間130円の精算となるのか……。正しい取り扱いは、もちろん精算額0円なのですが。

区間変更)
第249条 普通乗車券、自由席特急券、特定特急券普通急行券又は自由席特別車両券を所持する旅客は、旅行開始後又は使用開始後に、あらかじめ係員に申し出て、その承諾を受け、当該乗車券類に表示された着駅、営業キロ又は経路について、次の各号に定める変更(この変更を「区間変更」という。)をすることができる。

2 区間変更の取扱いをする場合は、次の各号に定めるところにより取り扱う。
(1)普通乗車券
イ (略)
ロ イの場合において、原乗車券(学生割引普通乗車券を除く。)が次のいずれかに該当するときは、原乗車券の区間に対するすでに収受した旅客運賃と、実際の乗車区間に対する普通旅客運賃とを比較し、不足額は収受し、過剰額は払いもどしをしない。この場合、原乗車券が割引普通乗車券であつて、その割引が実際に乗車する区間に対しても適用のあるものであるときは、実際の乗車区間に対する普通旅客運賃を原乗車券に適用した割引率による割引の普通旅客運賃によつて計算する。
(イ) 大都市近郊区間内にある駅相互発着の乗車券で、同区間内の駅に区間変更の取扱いをするとき。
(ロ) 片道の乗車区間営業キロが100キロメートル以内の普通乗車券で区間変更の取扱いをするとき。

かえり券は立川駅で前途放棄しました。
立川〜拝島・新宿間は西武鉄道拝島線への対抗のため、450円の特定運賃が設定されています。立川が若干割りを食った形ですが……。