津田沼から京成津田沼への連絡乗車券

津田沼から京成津田沼への片道乗車券です。
着駅は京成津田沼ですが、これは京成線経由ではなく、新京成線経由の連絡乗車券です。経由には「松戸」とあります。
「松戸」が手書きでJR線内の経路が記載されていません。この乗車券は金額入力の収受額入力操作によるものです。


経路は以下のとおりです。
津田沼(総武本線)西船橋(武蔵野線)新松戸(常磐線)松戸(新京成線)京成津田沼

運賃はJR線450円(25.4km)、新京成線250円(26.5km)の合計で700円となります。
新京成線の運賃は安めです。概ね親会社である京成電鉄の運賃体系よりも安くなっており、例えば千原線成田スカイアクセスを除く京成線26.5kmの運賃は420円です。

ところで、この乗車券は新京成線内で新津田沼の一つ先の京成津田沼を着駅としています。JR側の発駅である津田沼新京成の新津田沼との乗換駅となっています。

津田沼から新津田沼に到着した時点で環状線一周となり、新津田沼より先は環状線一周を超えてしまうため片道乗車券としての要件を満たさず発売できないとの見解もあるようです。
他社線で改札が別れていれば同一駅名でも経路の重複にはならない、改札内で繋がっていれば同一駅とみなす、乗り換えができるのは同一駅とみなす、などどれが規則上正当なのでしょうか。

松戸を接続駅とするJR東日本から新京成電鉄への連絡範囲は、津田沼・新津田沼接続と同じです。
JR東日本東海道本線 東京・横浜(※)、中央本線 吉祥寺〜立川間、東北本線 川口〜大宮間・戸田公園〜北与野間、常磐線 北松戸〜取手間、総武本線 市川〜千葉間
新京成電鉄:各駅
※東京都区内・横浜市内の各駅を含む。