業平橋・とうきょうスカイツリーの特別補充券

業平橋駅発行、業平橋から曳舟への往復乗車券です。
とうきょうスカイツリー駅に改名する前の3月11日に東武鉄道の特別補充券により発売頂きました。

東武鉄道では運賃計算上、業平橋と押上を同一駅扱いとしています。
駅名改称と副駅名設定する駅である業平橋から押上への片道乗車券を購入しようとしたところ、運賃計算上同一駅のため片道乗車券としては発売できないとのことでした。業平橋東向島東向島→押上の連続乗車券も同じ理由により発売できません。

そこで発売可能である隣駅までの往復乗車券を発売頂きました。
この乗車券により業平橋曳舟→押上や押上→曳舟→押上といった経路での乗車が可能となります。使用開始駅を押上とすることもできます。

なお業平橋→押上の片道乗車券の発売は行わず、駅の運賃表にも記載がないのですが、PASMO/Suicaでこれらの駅間を移動すると140円がチャージ額から減額されます。また140円の金額式乗車券での乗車も可能とのことです。



とうきょうスカイツリー駅発行、とうきょうスカイツリーから浅草への片道乗車券です。
駅名改称日の3月17日、硬券の入場券を購入する待ち客に駅の方が特別補充券で発売していました。


なお、現在ではとうきょうスカイツリー駅での特別補充券は自動券売機で発売できないものに限られ、このような近距離の記念購入的な発売は行なっていません。他社線への連絡乗車券は、有効日数等の特殊な事情を除き接続駅までの乗車券を購入するよう案内しているようです。
また硬券入場券についても当分の間発売枚数を制限することが東武鉄道から発表がされました。駅業務に支障が出るレベルだったのでしょう。