大阪から梅田への連絡乗車券です。
昨日は阪急電鉄への連絡乗車券をご紹介しましたが、今回は阪神電鉄への連絡乗車券です。着駅の印字は「阪神梅田」とあります。
経路は以下のとおりです。
大阪(東海道本線)三ノ宮・三宮(阪神本線)梅田
発売額は、JR西日本390円(30.6km)、阪神電鉄310円(31.2km)の合計700円です。
阪神電鉄は大阪(阪神は梅田)と三ノ宮(阪神は三宮)でJR西日本と連絡運輸を行っていますが、阪急電鉄と同様に駅の運賃表等に表示は無く、窓口でしか発売できません。このような連絡運輸を行っていること自体、駅の方を含め殆ど知られていないのではないでしょうか。
なお、阪神電鉄の運賃情報がマルスシステムに登録されていること、阪神電鉄の自動改札機がJRからの連絡乗車券に対応していないこと、阪神電鉄からJR西日本への連絡乗車券は発売していないことも阪急電鉄と同様です。
梅田駅下車時に乗車券の持ち帰りを申し出ました。
阪神電鉄の梅田駅にはかなり大き目の「無効」印が設置されています。押印頂く際に、こんなが切符あるのかと梅田駅の駅員の方が珍しがっておられました。やはり普通乗車券での連絡運輸は殆ど知られていないようです。発売実績も皆無と言っていいのではないでしょうか。
なお三ノ宮を接続駅とするJR西日本から阪神電鉄への連絡範囲は以下のとおりです。
JR西日本：東海道本線 米原〜尼崎間・神戸(※)、おおさか東線、福知山線 塚口〜篠山口間、山陽本線 朝霧〜姫路間、関西本線 木津〜久宝寺間、片町線、阪和線
阪神電鉄：阪神本線 梅田・野田・尼崎・甲子園・西宮・香櫨園・芦屋・御影・三宮、阪神なんば線 千鳥橋
※京都市内・大阪市内・神戸市内の各駅を含む
